2019年.新しい年が始まりました。
全世界に君臨した平成の歌姫のドキュメンタリー映画の上映が始まりました。
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『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー』 (原題:Whitney)
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(c) 2018 WH Films Ltd |
どれだけさびしかっただろうか、と思う。
実の母が自分の父親以外の人と関係を持っていたこと。
金銭問題で実の父親から訴えられたこと。
親族から恐怖を与え続けられたこと……
世界中の人々からどんなに愛されても、自分の親から裏切られた彼女は、いつだって愛が枯渇した状態にあったんじゃないだろうか。
暗い境遇をみじんも感じさせない、のびやかな歌声。
いや、そんな暗さがあったから、あれだけ心振るわせる歌い方ができたのだろうか。
このドキュメンタリーを観たあとに、ホイットニー主演の映画『ボディガード』(原題:The
Bodyguard)を観ると、彼女がまだこの世のどこかで歌を歌ってくれているような錯覚を覚えて、心救われる。
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(c) 2018 WH Films Ltd 『ボディガード』で共演したケヴィン・コスナー氏も 本作でホイットニーへのコメントを寄せている |
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ホイットニーの母は、彼女がいじめや差別の被害者になるのを避けるため、全寮制の女子校に入学させました。そのことが彼女のアイデンティティにどのように影響したのか……そのときのコメントが印象に残っています。
<本ブログ内リンク>
昭和の歌姫の物語
『ダリダ あまい囁き』(Dalida)
<公式サイト>
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー』
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