東日本大震災から、6年が経ちました。
復興に向けて励む地域の姿と、Fukushimaの原発事故を忘れつつある世間の風。モザイクをみるような日常に、複雑な心境を覚えます。
この映画の上映も、ちょうど明日から始まります。
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『残されし大地』(原題:La terre abandonnée)
(c)CVB / WIP /TAKE FIVE - 2016 - Tous droits reserves
福島第一原子力発電所から約12キロ離れた場所にある、富岡町。この町に残り、置き去りにされた動物たちの世話を続ける、松村直登さん。彼は、父親と2人で「避難指示解除準備区域」とされている自分の自宅に留まる道を選んだ。その生きざまに、ジル・ローラン監督は「武士道」の精神を感じ取り、敬意を込めてカメラを回す。
(c)CVB / WIP /TAKE FIVE - 2016 - Tous droits reserves
福島での撮影は、2015年の8月から10月の間に行われた。その後、ジル・ローランは作品編集のため、祖国のベルギーに帰国する。そして本作の内覧試写の予定日である2016年3月22日、ブリュッセルの自爆テロに巻き込まれた。この作品は、ジル・ローランの監督デビュー作であるとともに、遺作となった。彼の日本人の妻をはじめとする周囲の人々が彼の思いを受け継ぎ、本作は完成した。
蜘蛛の巣にかかった蝶、明るい日差しがくっきりと映し出す木々の影・・・・・・ドキュメンタリーという手法の行間に垣間見える静寂が、悲しくなるほどに美しい。
(c)CVB / WIP /TAKE FIVE - 2016 - Tous droits reserves
3月11日(土)よりシアター・イメージフォーラムにてロードショー/
フォーラム福島、シネマテークたかさきほか全国順次公開
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監督:ジル・ローラン
プロデューサー:シリル・ビバス
出演:松村直登ほか
原題:『LA TERRE ABANDONNEE』
制作:CVB Brussels
配給プロデューサー:奥山和由 (チームオクヤマ)
配給協力:太秦
提供:祇園会館
協賛:パルシステム/ヴィタメールジャポン/株式会社L&Sコーポレーション
後援:ベルギー王国大使館/ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル
(c)CVB / WIP /TAKE FIVE - 2016 - Tous droits reserves
2016|ベルギー|カラー|DCP|5.1ch|76分
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苦しみや悲しみに、大小の差はない
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