2018年11月22日木曜日

『オンネリとアンネリのふゆ』(原題:Onneli ja Anneli talvi)

『オンネリとアンネリのおうち』では、短い夏をいっぱいに楽しむ、2人の少女が新鮮な空気を届けてくれました。そして第2作では、素敵なおうちで迎える初めてのクリスマスのようすが描かれます。

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映画の中のこどもたち その9
親子で映画館へ

『オンネリとアンネリのふゆ』(原題:Onneli ja Anneli talvi
                            (英題:Jill and Joys Winter)


© Zodiak Finland Oy 2015. All rights reserved .
  
 好奇心が強くて、勇敢で、友だち想いで、そして正直。 
 この映画の監督、サーラ・カンテルさんは、フィンランドの子供たちをこう表現する。
 すべてのこどもが映画のオンネリとアンネリのような、カラフルでおしゃれな服を着ているわけではないし、こどもたちだけで可愛いおうちに住んでいるわけでもない。でも、オンネリとアンネリの澄み切ったきれいな心は、フィンランドの子供そのものなのだろう。

 クリスマスの飾り付けに夢をふくらませ、困っている家族を助け、美しい冬景色を謳歌する……両親が離婚したアンネリも、兄弟のまんなかで気にかけてもらえないオンネリも、決して幸せいっぱいの境遇とは言えないけれど、2人ともすぐ近くにある幸せをしっかりと握りしめ、毎日を大切に生きている。


© Zodiak Finland Oy 2015. All rights reserved .


 人間たちに住む家を追われたプティッチャネン(こびとの一族)の家族、日々の生活に困るガソリンスタンド店の夫婦、再会して幸せな結婚生活を送る隣人たち。
 映画の中で、オンネリもアンネリも「非力で守るべき子供」というより、自分の考えを持ち、どうすればよいかを知っている「一個人」として描かれている。そんなところがとても素敵。
 
 多様性を受け入れ、自然を大切にする国、フィンランド。
 この国ならではのクリスマスアイテムを楽しみながら、心穏やかな年の瀬を過ごせますよう。

 ヒュヴァー・ヨウルア(メリー・クリスマス)!


© Zodiak Finland Oy 2015. All rights reserved .


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<本ブログ内リンク>

『オンネリとアンネリのおうち』


フランスではこんなクリスマスの食卓が…
『プロヴァンス物語 マルセルのお城』 デジタルリマスター4K
(原題: Le château de ma mére

<公式サイト>
『オンネリとアンネリのふゆ』

2018年冬、YEBISU GARDEN CINEMAほか
全国ロードショー!

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配給:アット エンタテインメント
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