2018年6月11日月曜日

『オンネリとアンネリのおうち』(Onneli ja Anneli)

 いくら親子とはいえ、世代が違えば、育つ環境も違う。自分たちのこども時代と同じ感覚で接していると、さまざまな食い違いが……
 いやいや、そんなことはないのです。
 どんなに時代が変わろうと、ものすごいスピードでテクノロジーが進歩しようと、こどもはいつだって好奇心が旺盛で、愛し愛されることを求めているのです。それだけは変わりません。あなたがこどもだった頃と同じように。

 もし、こどもとのコミュニケーションに自信をなくしてしまったら、親子で映画館へ出かけてみませんか? 観賞後の感想を話し合うとか、そんな気難しいことを考えなくてもよいのです。ほんのひととき、親子が同じ場所に視線を向けるということ、同じ物語を共有するということ、それこそが大事なことではないでしょうか。

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親子で映画館へ

『オンネリとアンネリのおうち』(原題:Onneli ja Anneli


© Zodiak Finland Oy 2014. All rights reserved.



 Kiitos !(キィトス)
 
 フィンランド語で「ありがとう」という意味。
 この響きの何と心地よいこと。

 離婚した両親のもとを行ったり来たりのアンネリと、9人兄弟の真ん中で孤立するオンネリ。幼児でもない、ティーンエイジャーでもない、微妙なお年頃をふわりふわりと漂う2人。まるでハンモックに揺られるように。
 そんな2人が思わぬ幸運を手にする。なぜって、2人は「正直者」だから。
 北欧の鮮やかな色彩、バラの香りがいっぱいに漂う庭、ゆったりと、のんびりと流れる時間…… 暗い箱の中で、観ている私たちは素敵な魔法をかけられる。

 世界中のこどもたちのために、私たち大人にできることは何か? 
 それが何なのか、映画は気づかせてくれます。


© Zodiak Finland Oy 2014. All rights reserved. 


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船戸結愛ちゃんが、天国で素敵な夏休みを過ごせますように。
いっぱいの愛に包まれますように。


<本ブログ内リンク>

親子で観たい映画の数々……

『リュミエール!』(Lumière ! )  その1


『ぼくの伯父さん』(Mon Oncle)


E.T.


ドラえもん『ぼく、桃太郎のなんなのさ』

<公式サイト>
『オンネリとアンネリのおうち』 


69()、YEBISU GARDEN CINEMAほか
全国ロードショー
配給:アット エンタテインメント

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