ジョアン・ジルベルトJoão Gilberto)への思い その2
(João Gilberto)
つい昨日、「年を取るのはこわくない」と言いながら、高齢で活躍する映画監督たちの記事を書いたばかり。88歳のジョアン・ジルベルトのドキュメンタリーが8月から日本で上映されるのを控え、わくわくしていた矢先だったのに……
ボサノヴァの神様——その魂は7月6日、天へ召された。日本的に言えば米寿を迎え、音楽史に確かな軌跡を残した。大往生だったのだろうか。
でも、ジョアンの生み出した音楽に癒され、ジョアンの生まれ育った国に憧れを抱いた私にとって、人の寿命だの、歴史に名を残しただの残さなかっただの、そんなことはどうでもいい。さびしい。当たり前のように存在してくれた人がいなくなるのは、それだけでさびしい。今まで会ったことはないし、私が一方的に知っているだけの人でも。
昨夜も「イパネマの娘」を聴きながら寝たんだよ、せめて夢の中で会いたかった。
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ジョアン・ジルベルトを探す旅を描いたドキュメンタリー『ジョアン・ジルベルトを探して』(原題:Where Are You, João Gilberto?)が8月24日から日本で公開されます。
■配給:ミモザフィルムズ
■8月24日(土)より新宿シネマカリテ、YEBISU
GARDEN CINEMAほか全国順次公開
<本ブログ内リンク>
ジョアン・ジルベルトへの思い その1
『イパネマの娘』(Garota de Ipanema)
<公式サイト>
『ジョアン・ジルベルトを探して』
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