11月22日は「いい夫婦の日」。
ジェラール・フィリップと妻のアンヌの強い絆を見ながら、ああこれが「いい夫婦」なのだと痛感しました。
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『ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭』その1
ああ、そういうことだったのかと、謎が解けていくようだった。
36歳という若さで世を去ったジェラール・フィリップが舞台や映画に出演したのは約16年。しかし、彼が過ごした時間は、驚くほど濃密だ。偉大な監督たちとの出会い、強烈な個性の俳優たちとの共演……彼が出演した映画はどれも色褪せない輝きを放つ。そこには、ジェラール自身の演技力に加え、アンヌの尽力があったのだと。
「どのような作品を選ぶべきか」「どのような人物を演じるべきか」、その選択に関わったのがジェラールの年上の妻、アンヌだった。日本初公開となるドキュメンタリー『ジェラール・フィリップ 最後の冬』では、ジェラールの人生に大きな影響を与えた、アンヌの決断と苦悩についても語られる。
11月25日から始まる『ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭』では、前述のドキュメンタリーに加え、彼が残した作品のうちの11本が上映される。愛に生き、苦悩し、罪を犯し、野心に燃え、自分を貫き……陰と陽の魅力を行き来しながら役から役へと軽やかに渡っていく20世紀の若者、ジェラール・フィリップの魅力を、21世紀の若者たちに知ってもらいたい。
<公式サイト>
『ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭』
http://www.cetera.co.jp/gerardphilipe/
配給:セテラ・インターナショナル
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