2007年9月22日、パントマイムの神様・マルセル・マルソーが天に召されてから、ちょうど10年が経ちました。
****************************************************
マルセル・マルソーへの思い その1(Le Mime Marceau, Marcel
Marceau)
別名、沈黙の詩人。
ひと言も話すことはない。
それなのに、多くのスピーチ、多くの書物に値するほどのことを物語る。
彼のわずかな動きが、時空を超えたメッセージとなって心に届いたとき、自分の目が潤んだときのことを、まだ覚えている。よく知りもしないのに、勝手に憧れて、勝手に尊敬していた私。いつかフランスに渡って、フランス語で彼にインタビューしようと、せっせとフランス語の学習に励んだ。だから、彼の他界のニュースが流れたとき、彼の命に自分の夢が間に合わなかったことがただ悲しかった。
でも、こんな話を聞いた。
たとえその人が死んでも、その人を覚えている人が生きている限りその人の命は続くのだということ。だから、マルセル・マルソーと共に芸術活動をしてきたこの人の映画が、もうすぐ日本で上映されることを知って、とても嬉しい。
アレハンドロ・ホドロフスキー監督の『エンドレス・ポエトリー』。
いつか、「ホドロフスキーが語るマルセル・マルソー」というテーマで話が聞ける日を夢見ながら、過ごそう……
<本ブログ内リンク>
どれだけ多くの大道芸人が、マルセル・マルソーの影響を受けたでしょうか。
大道芸の育つ街、ヨコハマ(その2)
大道芸の育つ街、ヨコハマ(その1)
<公式サイト>
エンドレス・ポエトリー
0 件のコメント:
コメントを投稿