『リュミエール!』(原題:Lumière ! ) その1
カメラ目線で近づいてくる子供たちがいる。
雪合戦に明け暮れる大人たちがいる。
よちよち歩きの赤ちゃんがいる。
川で競争する馬とカモがいる。
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© 2017 - Sorties d’usine productions - Institut Lumière, Lyon
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笑いに溢れるほのぼのとした映像がある一方、世の中の影の部分を伝える映像もある。
植民地のこどもたちに小銭を放り投げる貴婦人。
植民地のこどもたちに小銭を放り投げる貴婦人。
交通事故、油田の火災。
映画は、誕生したそのとき、芸術と報道の2つの役割を担った。
シネマトグラフは、アヘンを吸う人々の姿も映し出す。
しかし、そんな翳りある映像ですら美しい。まるで小津安二郎監督の手法をにおわせる。黒澤明監督やジェームズ・キャメロン監督の出現を予言するような映像も。一方では、セザンヌやターナー、ルノワールの絵画のような映像も。
映画は、誕生したそのとき、芸術と報道の2つの役割を担った。
シネマトグラフは、アヘンを吸う人々の姿も映し出す。
しかし、そんな翳りある映像ですら美しい。まるで小津安二郎監督の手法をにおわせる。黒澤明監督やジェームズ・キャメロン監督の出現を予言するような映像も。一方では、セザンヌやターナー、ルノワールの絵画のような映像も。
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リュミエール兄弟が私たちに届けてくれたのは、単なる機械ではなく、万人の心を豊かにしてくれる第七の芸術(=映画)だった。その映像の美しさに、マーティン・スコセッシ監督が、ヴィム・ヴェンダース監督が、エリア・カザン監督が、さらに多くの映画監督たちが感嘆し、敬意を表した。生きるとは何て素晴らしいこと!そして、その素晴らしさを伝えるために「映画」が誕生したのだという事実を、この作品は教えてくれる。
映画とは、楽しいもの。そして万人のもの。
この「平等の精神」こそが、映画の本質なのだと思う。
<本ブログ内リンク>
第30回東京国際映画祭
(『リュミエール!』が特別上映されました)
(『リュミエール!』が特別上映されました)
<公式サイト>
『リュミエール!』
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