この映画を見終わって気づいたこと。
かつて日本には「スポ根」という言葉があって、もう死語になってしまったのかなと思っていたけれど、そんなことなかった。
時代の流れに応じてマイナーチェンジしながらも、スポ根は生き続けているということに、今更ながら感動しています。自分の体のエネルギーを使い果たすまであきらめず、夢を追うのは何と素敵なことでしょうか。
こんなベタなこと書いてしまっても、この映画の前でなら恥ずかしくないと思うのは、いったいなぜかしら・・・・・・
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『ポリーナ、私を踊る』(原題: Polina, danser sa vie )
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©2016 Everybody on Deck - TF1 Droits Audiovisuels - UCG Images - France 2 Cinema |
ロシアでバレエダンサーをめざす幼い少女がいる。その名はポリーナ(アナスタシア・シェフツォワ)。両親は決して裕福ではないが、ボリショイバレエ団のバレリーナをめざす一人娘に夢を託す。恋、コンテンポラリーダンスへのめざめ、挫折、苦悩、孤独・・・・・・ 南フランス・エクス・アン・プロヴァンス、ベルギー・アントワープと舞台を移し、ポリーナの歩みは少しずつ成熟へと向かっていく。クールでドライな展開は、紋切り型の青春映画とは趣きが異なっていて新鮮。「コンテンポラリーはクラシック・バレエよりも重心が低いのよ」、「あなたのダンスは美しいだけ、愛を感じられない」とポリーナを叱咤するコンテンポラリーダンスの振付家・リリア(ジュリエット・ビノシュ)の言葉は、厳しさの中にどこか温かさを感じる。しかし、そんな指導者に従わず決別を選ぶところも、若さと情熱ゆえ。同じような経験をお持ちの方も多いのではないだろうか。生々しくて「リアルな」青春映画は、今の10代20代の人たちに見てもらいたいのはもちろんだけど、かつて若者だった人たちにこそ見てもらいたい。かつて抱いた熱い思い、今からでも取り戻せるのではないでしょうか。遅すぎることはないはずです。
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©2016 Everybody on Deck - TF1 Droits Audiovisuels - UCG Images - France 2 Cinema |
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バレエやダンスを題材にした映画は他にも。
『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』(Releve: Histoire d'une creation )
映画の中のこどもたち その1『バレエボーイズ』(Ballettguttene)
原作: バスティアン・ヴィヴェス
監督: ヴァレリー・ミュラー アンジュラン・プレルジョカージュ
脚本: ヴァレリー・ミュラー
出演: アナスタシア・シェフツォワ ジュリエット・ビノシュ ほか
2016 年/フランス/フランス語、ロシア語/108 分/字幕:古田由紀子/
原題:POLINA, DANSER SA VIE
配給:ポニーキャニオン
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