第31回東京国際映画祭が始まる
「ああ懐かしい」
「わあ面白そう」
上映予定の映画のタイトルを見て、心躍る。
今年もまたその季節がやってきた。
「東京国際映画祭」は、2018年で31回目となる。
ハラハラドキドキのサスペンスあり、笑いが止まらないコメディあり、心あたたまるヒューマンドラマあり……そんな作品群の中でも、一見地味だけれど、映画好きの人に見逃してほしくない1本のドキュメンタリー映画がある。
『イングマール・ベルイマンを探して』(原題:Searching for Ingmar
Bergman)
マルガレーテ・フォン・トロッタ監督によるドイツ語の映画。
イングマール・ベルイマンというスウェーデン出身の映画監督に、どれだけ多くの映画人が影響を受けてきただろう。彼の手法、彼の哲学、21世紀となった今なお、彼が私たちに伝えてくれることは多い。
ミア・ハンセン=ラヴ、オリヴィエ・アサヤス——名を連ねる出演者を見て興味をそそられるフランス映画ファンも多いのではないだろうか。
ちょうど『ベルイマン生誕100年映画祭』の上映も行われている時期。
このドキュメンタリーを観て、その後にベルイマン作品を観る……そんな濃密な時間を過ごすのもいい。深まる秋の思い出にぜひ。
このドキュメンタリーを観て、その後にベルイマン作品を観る……そんな濃密な時間を過ごすのもいい。深まる秋の思い出にぜひ。
日比谷線の六本木駅を降りて六本木ヒルズに向かう地下道にて。 東京国際映画祭の上映作品のポスターが並ぶ。 |
『ファニーとアレクサンデル』(ベルイマン監督作品)
『秋のソナタ』(ベルイマン監督作品)
<公式サイト>
第31回東京国際映画祭
『ベルイマン生誕100年映画祭』劇場情報
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