2024年8月7日水曜日

『ボレロ 永遠の旋律』(原題:BOLERO)

  

オリンピック開催地のフランスから、豪華な映画の贈り物が届きました。

 

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『ボレロ 永遠の旋律』(原題:BOLERO)

監督:アンヌ・フォンティーヌ(Anne FONTAINE)


© 2023 CINÉ-@ - CINÉFRANCE STUDIOS - F COMME FILM - 
SND - FRANCE 2 CINÉMA - ARTÉMIS PRODUCTIONS

 

映画の冒頭、さまざまな『ボレロ』が流れる。

スタンダードなクラシックのオーケストラから始まり、ジャズ、マリアッチ……アフリカの子供たちも歌っている。

 穏やかに始まり、リズムもメロディもシンプル。単調な心地よさに身を委ねているうちに、気づくと大きな波に飲み込まれる……モーリス・ラヴェルの『ボレロ』はそんな曲だ。甘美でうっとりとするようにも聞こえる一方で、「工場の機械からインスピレーションを得た」と作曲者自身は語るように、無機質な感じもする。国を超え時代を超え、聴く人やそのときの状況によって自由自在に姿を変える。だからこそ「15分ごとに世界のどこかで演奏される」と言われるほどの名曲となったのだろう。

2025年は、フランスを代表する作曲家の1人、モーリス・ラヴェルの生誕150周年。アンヌ・フォンティーヌ監督は、ラヴェルの伝記映画を『ボレロの誕生秘話』という形で取り組む。原案となったのは、マルセル・マルナによる評伝 『Maurice Ravel』(未邦訳) 。フォンティーヌ監督のしなやかな想像力がラヴェルの音色と重なり合う。

ラヴェルの理解者であるピアニストにエマニュエル・ドゥヴォス、『ボレロ』の官能的な一面を引き出したダンサーにジャンヌ・バリバール、ラヴェルが恋慕うミューズにドリア・ティリエ……個性の違う粒揃いの女優たち。そして主人公のラヴェルにラファエル・ペルソナ。彼はラヴェルを演じるために体重を落とし、ピアニストや指揮者としての身のこなしを体に叩き込んだ。サウンドトラックでピアノを担当したアレクサンドル・タローが、評論家の役として出演し、元パリ・オペラ座のエトワール、フランソワ・アリュがエネルギッシュに『ボレロ』を踊る。豪華な配役だけではない。『ボレロ』を作曲するシーンは、ラヴェル本人が実際に暮らしていた”ル・ヴェルヴェデール” で撮影された。暗い映画館の中で、美しさと豊かさで心がいっぱいに満たされる2時間。こんな素敵な日があってもいい。

 

 

<公式サイト>

『ボレロ 永遠の旋律』

https://gaga.ne.jp/bolero

2024年8月1日木曜日

『めくらやなぎと眠る女』 (原題:Saules Aveugles, Femme Endormie)



 フランス映画祭2024で上映された、村上春樹原作の小説、初のアニメ化作品です。

 

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『めくらやなぎと眠る女』

(原題:Saules Aveugles, Femme Endormie)

(監督:脚本:ピエール・フォルデス 2022年)



 


原作は村上春樹。

 

「かえるくん、東京を救う」

「バースデイ・ガール」

「かいつぶり」

「ねじまき鳥と火曜日の女たち」

「UFOが釧路に降りる」

「めくらやなぎと、眠る女」

 

彼の6つの短編を自由に行き来しながら、ピエール・フォルデス監督は1つの物語を編み上げる。登場人物たちは幻を見るようなまなざしで、自分の居場所を探しているかのよう。映像を包み込む色彩は少しさびしげで、そして柔らかい。

父はハンガリー出身、母はイギリス出身、彼が生まれたのはアメリカだ。パリで育ち、その才能はニューヨークで開花した。映画監督であると同時に、作曲家であり、画家でもある。

 

初めて日本を訪れたのは10年前。

「日本に魅せられた、というより日本の”何か“に魅せられたんだ」

(I felt in love with "something" of Japan)

 

雅楽と武道に興味を持ち、東洋の神秘をもっと知りたいと思った。

村上春樹作品を手にしたのは、それから後のことだ。原作独特の空気を損なうことなく、どうすればよりよい映像としてつくり上げるのか……フォルデス監督は、自分自身の心の中から湧き上がる”何か”を大切に、制作にかかる。こうして、村上作品原作初のアニメーションが完成した。

 

 東京の街並みが、部屋の間取りがリアルに再現されているかと思うと、おとぎの国に紛れ込んだかのような感覚に陥ることもある。フォルデス監督が描く不思議な映像、そこには繊細さと”深さ“がある。そして、憂鬱と孤独の中に、救いと希望がある。

 

 この映画の制作を通して、彼は自分を魅せた”日本の何か“を見つけることができたのだろうか。あるいは、その”何か”は永遠に手の届かないところを漂っているのだろうか。

 

 

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<公式サイト>

『めくらやなぎと眠る女』

http://www.eurospace.co.jp/BWSW

 

 

配給:ユーロスペース、インターフィルム、ニューディアー、レプロエンタテインメント

 


2022/109分/フランス、ルクセンブルク、カナダ、オランダ合作

原題:「Saules Aveugles, Femme Endormie」

英語題:「Blind Willow, Sleeping Woman」



             ピエール・フォルデス監督は、自ら「カエルくん」を演じ、その動きを

                  もとにアニメーションを制作した。

                  (2024年3月28日 東京都渋谷区にて撮影)



 

2024年6月23日日曜日

『ゲバルトの杜〜彼は早稲田で死んだ〜』

「歴史は悲しみの上に成り立つけれど、人は喉元すぎれば熱さを忘れる。だから忘れないようにしないと」

この映画の試写会場でお会いした、代島治彦監督の言葉が心に沁みます。


 今日、6月23日は「沖縄慰霊の日」。平和の祈りを込めて、この映画をご紹介します。

 

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『ゲバルトの杜〜彼は早稲田で死んだ〜』

(監督:代島治彦 2024年・日本)

 

東京大学が授業料の引き上げを検討、学生たちが引き上げ撤回を訴えている。

6月21日には、学長と学生との間で「オンラインで」対話が行われたそうだ。

呼びかけはSNS、署名もオンラインで……21世紀になって20年以上が過ぎた。コロナ禍をくぐりぬけ、オンラインとリアル、2つの状況を使いこなすことが当たり前の時代になってきた。

 

東京大学、学生たちの抗議……この2つの言葉で思い出すのが、「東大安田講堂事件」だ。

今から55年前の1969年、1月18日から1月19日にかけて学生たちが東大の安田講堂を占拠、それに対して警視庁が機動隊を送って事態を収束させようとした事件だ。子供の頃は漠然と聞かされていたが、そもそも学生たちが何に憤り、このような事態になったのかを知る機会がないまま、大人になったような気がする。

 これを機に、改めてこの事件について調べた。どの情報が正しくてどれがそうでないのかわからないけれど、これは間違いないと感じたことがある。この事件に至るまでの間に、和解のチャンスは何度かあったのではないかと。55年前の現場に行くことはできないけれど、できる限りの想像力を駆使してみて、そう思った。そのチャンスの1つがあったのが、24年前のちょうどこの頃だ。1968年6月にも学生たちの抗議はあり、機動隊も動いていた。このときになぜ、大学側は学生たちに歩み寄ろうとしなかったのか。このときに歩み寄りがあれば、避けられたことが数多くあったのではないかと思う。

 

 今、上映されている映画『ゲバルトの杜〜彼は早稲田で死んだ〜』は、東大安田講堂事件の数年後が描かれている。1972年11月8日の『川口大三郎リンチ殺人事件』だ。関係者等のインタビューというドキュメンタリーパートに加え、川口さんが尋問を受け殺害されるまでの過程を再現したドラマパートがある。ドラマパートの演出は、鴻上尚史さん。

 再現劇を見ていると、鴻上さんがよく語る「同調圧力」という言葉が浮かんでくる。個人的に「こんなに痛めつけては」と思っても、それが言えない雰囲気、自分の意志と関係なく他人を攻撃してしまう心理……まるでかつての日本軍だ。鴻上さんはこれを「自我」に対峙する「集団我」と呼んでいる。また、こんな言葉も浮かんできた。かつて夢中で読んだマンガに出てきた「集団催眠」と「集団ヒステリー」という言葉だ。今では日常会話で使われることのなくなった「ヒステリー」という単語を思い出したのは本当に久しぶりだ。マンガでは、主人公たちが集団催眠や集団ヒステリーによって死に至る人を救おうとするストーリーだったから、人間は昔からこのような過ちを繰り返していたのだろう。

 

「自分を失う」ことがどれだけ恐ろしいことか、この映画が語っているのはそのことだ。世間知らずの学生たちがバカなことをした、一部の過激派の暴走だというひとことで済まされることではない。

 ここまで若者たちを追い詰めたものは何だったのか、上の世代ができることはなかったのか、この時代を体験した先輩たちは今、何を思っているのか。この映画が私たちに届けてくれる多くの「?」を受け止めたい。そして世の中の理不尽の中から、自分にできることから変えていきたいと思う。小さな一歩であっても。

 

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 オンラインでは血も流れないし、怪我をすることもありません。でも、授業料が上がることで、どれだけの悲しい事態が起こり得るのか、大学側に想像力をはたらかせてほしいと願うばかり。今の学生たちは、「空気を読む」こと「和を乱さない」ことをよしと教えられてきた世代ではないでしょうか?そんな学生たちが勇気を持って声を上げたことを心から応援したいと思います。


 

<公式サイト>

 

『ゲバルトの杜〜彼は早稲田で死んだ〜』

http://gewalt-no-mori.com/#modal

 

配給:ノンデライコ

2024年6月20日木曜日

「世界難民の日」に思う(World Refugee Day)

 「世界難民の日」に思う(World Refugee Day)

 

今日、6月20日は、国連が提唱する「世界難民の日」(World Refugee Day)です。

日本は難民の受け入れに消極的な国と言われています。政府レベルで考えるそれは間違いなく、その状況を変えるのは簡単ではありません。また、個人的に難民を受け入れたいと思っても、さまざまな事情で受け入れられる状況にない人たちも数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そんな私たちにもできることがあります。「難民の人たちを知ろうとすること」です。なぜ自分の国に住むことができなくなってしまったのか、それを知ることはもちろん大切です。

でも、大切なことはそれだけではないと思うのです。

彼らが好きな食べ物は何なのか、何色が好きなのか、将来の夢は何か……そんなことを知っていくことも大切ではないでしょうか?難民ではない私たちも、難民である彼らも、同じ人間です。笑って泣いて、ときには怒ったりすることもあります。そんな目線で理解することを始めてもよいのではないかと思います。

 

3ヶ月ほど前(2024年3月6日)、東京・青山にある在日カナダ大使館で、カナダ発の映画、『Peace by Chocolate』が上映されました。シリアからカナダへ亡命した、とある家族の実話をもとにした作品です。上映後は、モデルとなったテレク・ハダード(Tareq Hadhad)さんが登壇、観客とのQ&Aが催されました。大切な家族を失い、自分自身の人生設計の変更を余儀なくされ、それでも明るさと穏やかさを失わないその姿に、涙が出そうになりました。この映画は教えてくれます。難民とは、決して憐れみや同情の対象ではないことを。彼らは私たちと対等で、私たちと共に歩む仲間になり得る存在なのだということを。

この日本で、そんな考え方が少しでも広がっていくことを、願っています。



                                                   観客の質問に答えるテレク・ハダードさん
                  (2024年3月6日カナダ大使館オスカー・ピーターソンシアターにて撮影)


2024年4月28日日曜日

『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』(原題:Rapito )

  

 映画の中のエドガルドをじっと観察してください。

浮かび上がるのは、「ストックホルム症候群」という言葉です。

実在した彼の生涯を知ると、私は胸が苦しくなってしまいます。

キリスト教徒か否か、宗教を信仰しているか否かで、この映画の見方が大きく変わってくるような気がします。

 

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『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』

(原題:Rapito  / 2023年/ イタリア・フランス・ドイツ)

 

7歳を迎えようとする少年がいる。彼の名はエドガルド(エネア・サラ)。ユダヤ教徒の父と母、兄弟に囲まれて暮らしている。穏やかな幸せを感じるごく普通の家庭に見える。

 1858年のイタリア・ボローニャ。ごく普通の少年エドガルドが、ある夜、突然連れ去られてしまう。そして連れていかれた先に待っていたのは、当時のローマ教皇、ピウス9世(パオロ・ピエロボン)だった。 愛する息子を取り戻そうと、半狂乱になって闘う父モモロ(ファウスト・ルッソ・アレジ)と母マリアンナ(バルバラ・ロンキ)。その愛を上回る不条理が、エドガルドを決して家族の元へ返そうとはしない。成長期の最も大切な時期を、彼はローマ教皇の支配下で過ごし、エドガルドは笑顔をなくしていく。そして、青年となったエドガルド(レオナルド・マルテーゼ)がとった行動とは……


                                                                        © IBC MOVIE / KAVAC FILM / AD VITAM PRODUCTION / 
                                                                       MATCH FACTORY PRODUCTIONS (2023)


 

映画の主人公、エドガルド・モルターラは実在の人物。ローマ教皇による連れ去り事件も本当にあった事件だ。そしてそれは古代や中世ではなく、19世紀、今から約166年程前のことと知ると、人間のあまりの愚かさに悲しみと怒りが込み上げてくる。

 教会とは、何なのか? 教会にとって「家族」とは、取るに足らない存在なのか?

 

人を救うための宗教が、人を苦しめることになる。その矛盾はどこからやってくるのか?

かつて宗教の名のもとに、戦争が行われたことがある。そして今、日本では「宗教2世」という言葉が生まれ、宗教虐待が問題視されるようになった。 

 それでは、宗教を禁止すれば問題は解決するのか?

 残念ながら、それでは解決にならないことを、エドガルドのその後の生き様が証明している。

 

 映画を見終わった後も、ずっと心から消えない。7歳の少年が母親に「帰りたい」と泣き叫ぶ声と、その涙が。あのときから、彼の心の時計は止まってしまったかのようだ。あの子を救ってあげたい、と思った。

 

 

監督:マルコ・ベロッキオ 

脚本:マルコ・ベロッキオ、スザンナ・ニッキャレッリ 

出演:パオロ・ピエロボン、ファウスト・ルッソ・アレジ、バルバラ・ロンキ、エネア・サラ、

       レオナルド・マルテーゼ

2023/イタリア語/134分 


配給:ファインフィルムズ 


4月26日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町他にてロードショー



2024年4月27日土曜日

野音への思い(Thinking of Hibiya Open-Air Concert Hall)

  

「野音」とも呼ばれ、音楽ファンをはじめ多くの人たちに愛される、日比谷野外音楽堂。

日本初の大規模な野外音楽堂として、日比谷公園の一角に1923年に誕生しました。野音には大ホールと小ホールがあるのをご存知ですか?小ホールは入場無料、ふらりと散歩に来た人たちが音楽を楽しめることができます。

 その野音が、「老朽化のための建て替え」という理由で、しばらく使用できなくなります。当初は、2024年9月までとされていましたが、再整備に応募した民間事業者がいなかった理由で1年ほど延期になるようです。

 いつも当たり前のようにあった風景が突然消えてしまうのは悲しいことです。

 野音を愛したミュージシャンたちが別れを惜しみながら奏でる音が、この日も聞こえてきました。

 

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日比谷野外音楽堂への思い(Thinking of Hibiya Open-Air Concert Hall)



             公演がもうすぐ始まる、2024年4月21日の日比谷野外音楽堂
              (小ホール)


 

2024年4月21日。

暑くもなく寒くもなく、日差しも強すぎず、屋外で過ごすには快適な1日。

野音を聖地として慕うかつての若者たちが集った。

13:05から始まる野外コンサートのメインは、1984年から音楽活動を行なっている、斎藤智春さんの活動40周年記念公演。「斎藤智春withジョニー笹川」として、ジョニー笹川さんがピアノを担当する。(ほか、東山卓史さん、柿島伸次さんもゲストとして共演)

 

斎藤さんが出演する前の時間帯は、つつみかんペイさん、MOGAMIさん、田宮俊彦さんがステージをあたためる。

11:30。

自分のホームタウンのひとつだった野音がなくなってしまうさびしさ。つつみさんはこの場所との別れを惜しみながら歌う。

日比谷公園の木のざわめきと空気と一体になりながら、MOGAMIさんは「今」を歌う。

血液型がO型からA型に変わったとたん(そんなことあるんだ!?)、雨男から晴れ男へと変化を遂げたらしく、そのおかげか雨になりそうな気配は消えていた。

田宮さんは、許すことが許されなくなった世界を嘆き、父を亡くした喪失感をみつめ、それでも歌に希望を託す姿を披露する。

 

13:05。斎藤さんたちのステージが始まる。上馬ガソリンアレイでデビューしたのが18歳。20代前半の懐かしい歌がある、40代に入って忘れえぬ人を想う歌がある……斎藤さんのステージをずっと見守ってきた人は、自分自身の思い出と重ね合わせながらどんなことを思っただろう。

 

 通りすがりの人たちがふらりと立ち寄れる音楽空間。そこにいるだけで、野音のベンチに座るだけで私たちはひとりぼっちではなくなる。好きな時に入り、好きな時に出られる。(トイレもすぐ近くにある)。日本を訪れた海外からの観光客の人も、ほかに行く場所がなくてさまよっていた人も、一期一会という空間を共有できる。

 

どうかこの場所が、姿かたちを変えようとも残り続けますように。

 

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斎藤智春さんと田宮俊彦さんは、明日(2024年4月28日)も、野音に出演の予定です。

斎藤さん(11:40-11:55頃)、田宮さん(14:40-14:55頃)

好天に恵まれますように!

 

 

<本ブログ内リンク>

 

斎藤智春さん、つつみかんペイさん、MOGAMIさん、東山卓史さんは、上馬ガソリンアレイご出身です。


上馬ガソリンアレイという時代 その1

http://filmsandmusiconmymind.blogspot.jp/2015/07/blog-post_6.html

 

上馬ガソリンアレイという時代 その2

http://filmsandmusiconmymind.blogspot.jp/2015/07/blog-post_16.html

 

上馬ガソリンアレイという時代 その3(杉山清貴さん)

http://filmsandmusiconmymind.blogspot.jp/2015/07/3-7-17-56-32-freelance-writer-mika.html

 

 

上馬ガソリンアレイという時代 その4

http://filmsandmusiconmymind.blogspot.jp/2015/08/4.html

 

上馬ガソリンアレイという時代 その5(ガソリンカレーの思い出)

http://filmsandmusiconmymind.blogspot.jp/2016/03/blog-post_16.html

 

上馬ガソリンアレイという時代 その6

https://filmsandmusiconmymind.blogspot.com/2017/03/6kamiuma-gasoline-alley.html

2024年3月13日水曜日

『ユー・ウィル・リメンバー・ミー』(原題:Tu te souviendras de moi)

 2024年3月20日は、「国際フランコフォニーの日」。

カナダ大使館で、ケベック発の映画が上映されます。

 

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『ユー・ウィル・リメンバー・ミー』(原題:Tu te souviendras de moi)

製作:クリスチャン・ラルーシュ
監督・脚本:エリック・テシエ
原作:フランソワ・アルシャンボー


                                                           @MarleneGelineauPayette

 

 彼女のしたことは、罪だろうか。

 もしそれが罪であったら、どのようにして償えばよいのだろうか−−

 

 認知症によって記憶を失いつつある歴史学者エドゥアール(レミ・ジラール)。言葉によって歴史を語る彼にとって、それは認め難い事実だ。そんな彼と関わることになったベレニス(カレル・トランブレ)はまだ道を定めきれない若者。自分探しのゆるやかな旅の只中にいる。あることがきっかけで、自殺した娘の記憶をたどり始めるエドゥアールを助けようと、ベレニスはあるアイデアを思いつく……

老いと若さ。それは一見相反するもののように見える。しかし、どちらも等しく「不安」な存在だ。自分が積み上げてきた知識や経験がどこか遠くに流れ去っていくのを止められない不安と、押し寄せる情報の波に溺れながら生きていく不安。それぞれが持つ不安に共鳴しながら、気づくとお互いがお互いに寄り添っている。

 

ケベックの四季折々の景色が美しい。そしてそれが時系列ではない順番であることが、切ない。

 

 

 

                                                     @MarleneGelineauPayette



<上映会の概要>

 

国際フランコフォニーデー
『ユー・ウィル・リメンバー・ミー』特別上映会 

日時:3月20日(水・祝) 15:00-17:00(開場は14:30)
場所:カナダ大使館 オスカー・ピーターソン シアター

共催:ケベック州政府在日事務所

上映時間: 108 分
言語:フランス語(日本語字幕付)

入場無料

 

申し込みは、下記の登録フォームから

 https://bit.ly/Francophonie24

 

問い合わせ:カナダ大使館広報部

メール:TOKYO.CC@international.gc.ca

 

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シアター横のギャラリーで『やまびこ:野辺地ジョージ写真展 』が開催されています。

上映の前後にぜひ。


『やまびこ:野辺地ジョージ写真展 』

https://filmsandmusiconmymind.blogspot.com