今日(7月18日)から、神奈川県で上映が始まりました。
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『カフェ・ド・フロール』 その 3
(原題:Cafe
de Flore/2011年/カナダ・フランス合作)
ときどき、思うことがある。
「障害者」という分類は、いったい何なのだろうと。
心や体、知能が、日常生活に支障をきたす人たちのことだろうか?
だとしたら、どこまでが障がい者で、どこまでが障がい者ではないんだろう?
(C)2011
Productions Cafe de Flore inc. / Monkey Pack Films
『カフェ・ド・フロール』では、ダウン症のこどもが 2人登場する。ローラン(マラン・ゲリエ/
Marin Gerrier)と、ヴェラ(アリス・デュボ ワ/Alice Dubois)。 無垢で一途で、かたときも離れたくないほど、お互 いの存在を必要としている。究極の両思いだ。あれほどまでの純愛を目に してしまうと、この子たちのどこに障害があるのだろう、と思ってしまう。
ダウン症は、染色体異常が原因と言われている。
でも、それを「障害者」と分類してよいのだろうか。地球上の大多数の ヒトの染色体と違う。でも、それを障害といっていいんだろうか。ダウン症が全人類の3分の2を占めても、それでも 3分の1の人は彼らを「障害 者」と呼ぶんだろうか?
そんなことをいつも考えているから、ほかのこどもたちと同じ環境で学 ばせようと奮闘するローランの母・ジャクリーヌ(ヴァネッサ・パラデ ィ)に、つい肩入れして映画を観てしまう。彼女が生きた 1960年代 は、21世紀の今よりもっと、ダウン症に対する理解が少なかっただろう。 ジャクリーヌの愛の大きさに、頭が下がる。
(C)
2011 Productions Cafe de Flore inc. / Monkey Pack Films
配給:ファインフィルムズ 全国順次公開中
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障害者と呼ばれるこどもも、そうでないこどもも、平等に愛される社会でありますよう。
きょうは、ネルソン・マンデラー氏の誕生日。
きょうは、ネルソン・マンデラー氏の誕生日。
<本ブログ内リンク>
母の愛『カフェ・ド・フロール』その1
『カフェ・ド・フロール』その 2
<公式サイト>
カフェ・ド・フロール
http://www.finefilms.co.jp/cafe/
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