『フランス映画祭2018』 速報 その1
6月21日。
この日はフランスにとって特別な日。
夏の始まりを歓び、国中が音楽で溢れる”La Fête de la Musique”の日だからだ。
そんな素敵な今日、日本で恒例のフランス映画祭が始まった。
会場は、横浜、みなとみらい地区。13年ぶりに古巣へ帰ってきた。
団長のナタリー・バイさん、フェスティバル・ミューズの常盤貴子さんを始め、ドレスアップした紳士淑女がレッドカーペットを歩き、オープニングセレモニーでは是枝裕和監督が合流。映画音楽の作曲で知られるジャン=ミシェル・ベルナールさんがサプライズ登壇し、ピアノで美しい音を奏でる……オープニング作品は『セラヴィ!』(原題:Le Sense de la Fête)。『最強のふたり』で知られる、エリック・トレダノ監督とオリヴィエ・ナカシュ監督の2人が届けてくれた新作だ。会場からは、「クスクス」「ハハハッ!」「え〜!」といったさまざまな笑いが聞こえてくる。クライマックスのシーンでは、映画の登場人物と同じように観客もうっとり。と思ったとたん、会場中が爆笑の渦に。エンドロールで流れるボーイズ・タウン・ギャングの『君の瞳に恋してる』に、なつかしさと元気の両方をもらった。
Q&Aの時間も、会場の外でも、ファンの熱いまなざしにほがらかに応える2人の監督に、「ありがとう!」を連発したい気分。
映画祭は、6月24日(日)まで。無料の関連イベントもあるので、ぜひ。
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ちょうど今、ワールドカップのフランスvsペルー戦が行われているところでしょうか。
がんばれ、フランス!
<本ブログ内リンク>
『セラヴィ!』が気に入った人は、この映画もおすすめ。
フランス映画祭2015でも上映されたコメディ映画です。
『最高の花婿』(Qu'est-ce qu'on a fait au Bon
Dieu?)
<公式サイト>
フランス映画祭2018
和やかな空気が流れたオープニングセレモニー 左から、常盤貴子さん、アンヌ・フォンティーヌ監督、ナタリー・バイ団長 (2018年6月21日、みなとみらいホールにて撮影) |
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