2016年5月2日月曜日

大道芸の育つ街、ヨコハマ

日本は今、ゴールデンウィークのさなか。
430日(土)の横浜・みなとみらいでは、晴れやかな空の下、素敵な大道芸が披露されていました。

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大道芸の育つ街、ヨコハマ  その1


(みなとみらいクイーンズスクエア横浜で芸を披露する
パフォーマーZEN 2016430日撮影)

スキンヘッドで芸を披露していたのは「パフォーマーZEN」。
自分の限界を超えようとする芸以上に印象に残ったのは、観客とのかけあいだ。

「がんばれ〜!」
「オッケー!」

ノリのいい子供たちの声が広場に響く。そして最後は帽子にちゃんと投げ銭を入れて
解散。可愛くて、エネルギッシュで、観客の彼らの振る舞いも、ZENの演技と同じぐらい粋だった。

ひと昔ふた昔前には、あまり考えられなかった光景かもしれない。
昔の子供たち、というより昔の多くの大人たちは、パフォーマーたちとのかけあいがスマートにできなかったし、投げ銭を入れることにも照れがあったりしたんじゃないかな。

訪れる人たちによって、「ヨコハマの文化」が少しずつ成熟してきているような気がして、何だかうれしくなった。

かつて、映画『プレイタイム』を取り上げて、みなとみらいはタチヴィルのようだ、と書いたことがあったっけ。

ヨコハマ、というと、坂が多いところがサンフランシスコに似ているような気がするし、港の雰囲気がシドニーに似ているような気がしていたけれど、実は、限りなくパリに近づいてきているような気がした。

大道芸、ショートフィルム、ジャズ……
これからも多くの人に愛されるヨコハマでありますよう。



インターコンチネンタルホテルと回転木馬(横浜・みなとみらい)


<本ブログ内リンク>


『プレイ・タイム』( Play Time)  その1
--タチヴィルと横浜みなとみらい21--

http://filmsandmusiconmymind.blogspot.jp/2015/08/play-time.html