この映画が、深夜の番組で放送されることを知りました。懐かしい。
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『ジョーズ2』(原題:Jaws 2 , 1978年米)
この頃、アメリカは輝いていた。ハリウッド映画も輝いていた。映画は映画館で観るのが当たり前だった。映画館で見逃してしまったり、もう一度観たいと思う映画がテレビで放送されるのを楽しみにしていた。
この映画を思い出しながら、懐かしい気持ちに浸っている。
『ジョーズ』も『ジョーズ2』も、私にとっては特別な映画だ。物をよく知らない子供だった自分にとって、エンタテインメント(娯楽)以上の存在だった。世にも恐ろしい巨大ザメを見ながら、人の命のはかなさだったり、人生だったりを考えずにはいられなかった。
主人公、ブロディ保安官(ロイ・シャイダー)にはマイクとショーン、2人の息子がいる。兄のマイクが仲間たちとヨットで沖に出ようとすると、小さな弟ののショーン(マーク・ギルピン/Marc Gilpin)が連れて行ってとねだる。そして沖で悲劇が……前作で、砂浜で逃げ惑う人の波に驚いて泣いていた赤ちゃんが、ここでは今にもサメに食べられそうな自分の状態を知り、”恐怖”という感情を心に刻んでいる。子供の私にはこのシーンが、いまだに強烈に印象に残っている。
ショーンを助けようとした、確かマギーという名の女性がサメに襲われ、あっけなくスクリーンから消えてしまったとき、そのあっけなさがただただ切なかった。
(ネタバレでごめんなさい。記憶もおぼろなので内容が間違っていたらごめんなさい)
映画のある人生って素晴らしい。
映画と一緒に人生を歩んでいけることを、感謝します。
映画館に多くの人が戻ってきますよう。
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『ジョーズ』(原題:JAWS, 1975年米)——クイント船長と原子爆弾
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