2016年6月18日土曜日

再)Fête de la Musique”(音楽の祭日)

今日、621日は” Fête de la Musique”(音楽の祭日)です。

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再) Fête de la Musique”(音楽の祭日)

621日。この日はフランスに暮らす人たちにとって、特別な日だ。
”  Fête de la Musique”(音楽の祭日)…… 夏の始まりを喜び、国じゅうが音楽の演奏で盛り上がる。人気ミュージシャンのコンサート、由緒あるホテルでの演奏会、ときには、街角で合唱する人たちも。通りがかりの人が自然に加わることもある。
 暑すぎず寒すぎず、空気はさわやか。フランスじゅうが花と音楽でにぎわう、素敵な日だ。” Fête de la Musique”(音楽の祭日)は、1982年に始まった。その後、フランス以外の国々にも輪が広がり、今では刑務所や病院の訪問演奏なども行われているという。
 フランス映画祭2009で上映された『コード』(LE CODE A CHANGE)でも、621日のにぎわいが、物語の節目として大切な役割を果たしていた。

 日本でも、2001年に大阪を中心に”  Fête de la Musique”(音楽の祭日)の活動が始まった。「音楽はすべての人のもの」という基本精神に則り、”  Fête de la Musique”(音楽の祭日)の一環として行われるイベントはすべて入場無料。出演者はプロ・アマを問わず参加できる。 
   街に音楽があふれる。演奏する人も聴く人も、「音楽」を前に平等になれる……6月はなんて素敵なのだろう! かつて日本から、美しい花が西洋に渡っていった。今、日本じゅうに可憐に咲いている、紫陽花(アジサイ)だ。そして、今度は西洋から「音楽の祭日」という贈り物が、梅雨時の日本に届けられた。



(アジサイが咲くフランス・パリ/ A Paris--juin,1999)


 日本では、イベント開催の日を「621日」の1日に限定していない。入場無料のイベントが、さまざまな地域で行われる。

梅雨にあたる日本の6月も、音楽が華麗に彩ってくれるのがうれしい。


<公式サイト>
東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ(フランス政府の管理・運営によるフランス文化センター)では、6/25(土)に多くのミュージシャンが集います。

*アンスティチュ・フランセ東京「音楽の祭日2016」
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/fdm2016/
 
日本で自主的に始まった音楽イベントはこちらを。
フェット・ドゥ・ラ・ミュージック日本開催「音楽の祭日」主管事務局


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