2016年6月10日金曜日

ローマの休日(Roman Holiday)

何度見てもあきることがない名作の1つがこの映画。
TVで放送されていると、展開を知っているのについつい最後まで見てしまいます。

************************************* 

「ローマの休日」(Roman Holiday) 
自由と愛––
この2つがどれだけ人を大きく成長させることか。
わずか1日の出来事を通してそのことを教えてくれるのが、本作「ローマの休日」だ。
ヨーロッパのとある国の王位継承者、アン王女(オードリー・ヘプバーン)は、親善旅行のお決まりのスケジュールが窮屈で、宮殿からこっそりと抜け出してしまう。そこで出会った新聞記者のジョー(グレゴリー・ペック)と、短い自由を満喫することに。素性を偽り、本心を隠し続ける2人。しかし時間が経つに連れ恋心が芽生え、お互いに強く惹かれ合っていく。
たった1日の自由によって、アンは自分自身が持つ本来の力を知り、愛し愛されることの喜びを手に入れる。そして、これからの人生を歩むための自信へつなげる決心をする。自分は王室の継承者であるという自覚、そしてそれを全うすることが愛する人に見せるべき自分の姿であることを悟るアン。それを静かに見守るジョー。
「彼が撮影現場に入ると場の雰囲気が変わる」と、人望の厚かった俳優・グレゴリー・ペック。当時、無名の新人だったオードリー・ヘプバーンの本質を見抜き「彼女は大物になる」と宣言した彼は、主人公のジョーのように撮影中ずっとオードリーを支え続けた。そしてその期待に応えるように、彼女は本作でオスカー(米アカデミー賞主演女優賞)を手にする。
監督は完璧主義で知られるウィリアム・ワイラー、そして脚本は自身の信念を貫いたため一時期ハリウッドから追放されていたダルトン・トランボ。

映画のラストが、アンでなくジョーで終わるのが印象的だった。グレゴリー・ペック他界のニュースが流れた2003年6月、「ローマの休日のジョーに憧れてこの仕事に就いた」と多くの記者が彼を悼んだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿