2015年8月15日土曜日

『博士と彼女のセオリー』(The Theory of Everything)

今日、815日から、東京・飯田橋の名画座、ギンレイホールで上映が始まりました。

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『博士と彼女のセオリー』(原題:The Theory of Everything
〜第67回アカデミー賞 主要5部門ノミネート〜
 
“However bad life may seem, Where there is life there is hope.”

スティーヴン・ホーキング博士のこの言葉を、映画では彼の妻となるジェーンが語る。
「どんな困難が待ち受けていようと、人生には必ず希望があるはずです」

 ニュートンやアインシュタインと並ぶ天才と称され、現代宇宙論に多大な影響を与えた物理学者、スティーヴン・ホーキング博士。
 この映画では、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されながらも研究を続け、「車椅子の天才学者」として活躍を続けた彼の半生を描いている。原作は、ジェーン・ホーキング著『Travelling to Infinity: My Life with Stephen』。


(c)UNIVERSAL PICTURES 


 ケンブリッジ大学の大学院生として前途洋々の頃、スティーヴンは余命2年の宣告を受ける。そんな彼との結婚を決意し、彼の生活と研究を支え続けたのがジェーン・ホーキンスだ。スティーヴンの介護、そして彼との間に授かった3人のこどもの育児に加え、彼女自身もまた、自分の研究をあきらめることなく続けた。そんな強い彼女がくじけ、深い闇の中に落ちそうになったとき、2人の関係は大きく変わり始める。

 スティーヴン・ホーキング博士を支え続けたジェーンの信念とバイタリティ。映画はその偉業にずっとカメラを向ける。ジェーンは強く潔く美しい。でもそれ以上に、彼女への愛と感謝を虹色のリボンで束ね、第二の人生へと送り出すスティーヴンの優しさに涙が出る。
 彼のほんとうの偉業は、難病と闘ったことや彼が編み出した理論以上に、その大きな愛にあるのではないかと感じた。いや、それだけ寛大な人だったから、宇宙の謎をひもとくことができたのかもしれない。


(c)UNIVERSAL PICTURES 


監督:ジェームズ・マーシュ『マン・オン・ワイヤー』
主演:エディ・レッドメイン『レ・ミゼラブル』、
フェリシティ・ジョーンズ『アメイジング・スパイダーマン2』、
チャーリー・コックス、エミリー・ワトソン、サイモン・マクバーニー
原作:ジェーン・ホーキング著『Travelling to Infinity: My Life with Stephen
配給:東宝東和 124分 (c)UNIVERSAL PICTURES 
公式:http://hakase.link 

201512月、ロンドンプレミア上映会場での舞台挨拶 ()ジェーン役 フェリシティ・ジョーンズ (中央)スティーヴン・ホーキング博士
(右)スティーヴン役 エディ・レッドメイン 


<本ブログ内リンク>

本作とともに、この映画が2本立てで上映されます。

6才のボクが、大人になるまで。』 その2
http://filmsandmusiconmymind.blogspot.jp/2015/08/12-8-blu-ray-8-15-2-6-boyhood-2014-12.html


<公式サイト>

『博士と彼女のセオリー』(Blu-ray&DVD 発売中)

http://hakase.link

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